ぴろ太ブログ

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夢を諦めない映画【世界最速のインディアン】

こんにちは!映画評論家のぴろ太です。

みなさんの子供の頃の夢ってなんだったでしょうか?

サッカー選手?漫画家?映画の女優?

最近はユーチューバーになりたい子供もいるようですね。

みんな何かしらの夢はあっただろうと思います。でも、いつしかそんな夢も忘れてお金や物欲にまみれて生きているでしょう。

今回紹介するのは【世界最速のインディアン】です。

世界一速く走る。この夢をいつまでも持って実現したバート・モンローの話です。

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情熱を忘れない63歳

主人公はニュージーランド最南端の町インバーカーギルに住むバート・モンロー63歳。

バートはガレージ兼自宅の物置小屋で暮らしています。庭の手入れはしていなく草は生え放題。レモンの木にはおしっこをして栄養をあげています。

両隣は普通の家なので特に貧しい生活をしています。

 

しかし、お金はなくとも日々愛車の「1920年型インディアン・スカウト」を独力で改造しています。

タイヤは肉切りナイフで削って空気抵抗を減らし、キャップなどはブランデーのコルクで蓋をしています。

部屋の壁には自作した部品の失敗作が並んでおり、知恵と工夫次第でなんとかできるのかと思わせます。

 

そして夢はスピードの聖地であるアメリカ、ユタ州のボンヌヴィル塩平原(ソルト・フラッツ)で世界一速い記録を出す事。

どんなに人にバカにされ、無理だと言われようともユーモアを忘れず情熱を忘れない。なかなかできる事ではないと思います。

 

誰かのためとかではなく、ただ自分が実現したいからという欲求に正直に動ける人はあまりいないでしょう。

主人公のバートは競争心溢れるような人物ではなくジョークを言ったり、小さな思いやりも忘れません。

それが見ていて心が休まる部分だと思います。

 

バートは男の野望というかギラギラ感がなく、子供の頃の夢を63歳になっても持ち続けている変わったおじいさんなんですよね。

アンソニー・ホプキンス

アンソニー・ホプキンスといえばやはり【羊たちの沈黙】のレクター博士。この凶悪でクレイジーな医者のイメージが強い。そう強すぎる。

私も見る前はそのイメージしかありませんでした。

 

レクター博士は人間を切り刻んだり食べたりしますが、バートは夢を諦めないおじいさん。あまりにもかけ離れた役で違和感があるんじゃないのかと思うでしょうが、案外大丈夫でした。

 

映画の冒頭、バートに懐いている隣に住む少年と会話しているシーンを見て「あぁ、この人は人間とか食べない人なんだな」と気づくでしょう。

そのぐらいアンソニー・ホプキンスの表情が柔らかいんですよね。

 

1920年型インディアン・スカウト

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最後にバートの愛車1920年型インディアン・スカウトを紹介します。

インディアン・スカウトは1901年に設立されたアメリカ合衆国で最も古いオートバイのブランドです。

その時代はほとんどのバイクが後輪のタイヤを動かすのに革のベルトを使っていましたが、インディアンの第1号車はチェーンを使っていました。

750ccと1000ccのSVエンジンを搭載するなど、当時はあのハーレーダビッドソンよりも高級路線でした。

 

しかし、作中ではすでに時代遅れのバイクになっています。

上に画像がありますが、とてもじゃないけど速く走れるようなバイクには見えません。

改造を施さずノーマルのままだったら最高で80キロ程のスピードしかでません。

そんなバイクを200キロ以上まで出せるマシンに完成させたのはバートの努力の賜物としか言いようがありません。

 

バートの作った1000cc以下流線形バイクの世界最速の記録は今でも抜かれていません。

 

この映画を観ると何かに向かってまっすぐ生きる素晴らしさを知る事ができると思います。